2016年1月開催

2016/01/17

2016年1月10日に今年初めての臨床研修会月例会(講習会)を開催しました。

[基礎科]
森先生が「病の発生と伝わり方」の講義を行いました。

実技では、今までは脈を診ることや慣れる事が多かったのですが、主証の決定と刺鍼を自力で行いました。
早く終わったペアは客証まで進んだり、日頃の疲れで硬くなった部分に鍼をしました。


[臨床科]
川幡先生の「風邪の治療」の講義を行いました。

一般的には風邪の治療は、病院の薬や市販薬を飲んだり、休息や食事を調えたりして対応する事が多いと思います。
しかし、多くの人には知られていないようですが、鍼灸で風邪の治療をする事が出来るのです。

風邪気味や風邪の治りかけには特に効果があります。
また、薬を飲めない体質の方や妊産婦、胃が荒れやすい方、ドーピング対策で薬が飲めない方にもお薦めです。

鍼灸としては風寒や寒湿の邪がどこまで侵入しているかにより、治療が変わります。
的確な深さに鍼を刺入する事で症状が改善されます。

対処療法として鼻水、咳、熱、喉の痛みなどに対応出来ますし、主証を治療する事で病の根本にもアプローチ出来ます。